通り過ぎゆくSubway Ceramicsとバスルームで見る夢
過去記事の「魔法の言葉」でも少し紹介したけれど,我が家にもSubway Ceramicsというメーカーのタイルを採用したいと思っていた.
都内であれば目黒のCOMPLEX UNIVERSAL FURNITURE SUPPLYという家具屋さんにサンプルがほぼすべて置いてあるので,比較的簡単に実物を確認することができる.一台分だけだが駐車場もあるので,クルマでのアクセスも良い.
店内の様子
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われわれが狙っていたのは,風呂場をサブウェイタイルで埋め尽くすことだった.床から天井までタイル尽くしにして,ぎゅっと詰まったソリッドな存在感のあるバスルームにしたかった.そのハードボイルドさの中にあって,木製サッシの温かみもよりいっそう生きてくる.
あとは,控えめながら頼れるカルデバイのホーロー製バスタブ*1と,ミニマルな水洗金具があれば十分だ.それだけで最高にカッコいい空間になる.
というわけで,孤高のサニタリースペースを目指す.
とはいっても何も青天井の贅沢をする必要はない.空間も資金も限られているし,なにより物事には分相応ということが大事だ.頭やお金の使いどころというのは,際限なく上を目指すことじゃなくて,自分にふさわしい範囲でベストを見つけ出すことにポイントを置くのがよい.そうでなくては,幸せは永遠にわれわれを訪れない.
分をわきまえずに色々と無理があるサニタリー
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と,大口をたたいて啖呵をきってみたものの,なんと減額神にさくっと負けてしまった(笑).ダサい,ダサすぎる俺(爆).皆さんこれからは私のことをお施主口だけ大明神と呼んでいただいて結構です(涙).
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というのもSubwayタイルの単価が高すぎるのだ.通常タイルというと3000-10000円/平米くらいという感覚なのだが,Subwayの製品はざっくりその三倍くらいする.ううむ,死ぬ気で働いて戦況を巻き返すか,なんとか敗走ルートの代替案を探さないといけない.
くそう,今に見てろよ!
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20150719追記:
*1:クラシックデュオ170cmを導入予定.これで税込み24万円はめちゃくちゃ安いと思うのだが……これよりダサくてプラスチック製で100万とかざらにあるから……バスタブ業界ってのもよくわからない世界だ