羊飼いたちの休日

全力で家を建てたブログ

世界見積もり大戦

わが軍は当初,数か所の工務店大明神にたいして同時見積もり宣戦布告するつもりであった.けれどもふたを開けてみれば「いまちょっと他所と戦争してて忙しいので」とか「今年はオリンポス神に兵を送らないといけないので」などと体よく断られてしまい,結局開戦に応じてくれた工務店はひとつだけだった.

 

やむを得ないし,諜報活動の結果,敵として不足はないという判断で契約開戦に向けて動き出すことにした.

 

第一次見積もり大戦

我が家は当初,3600万人の福沢群を銀行神から徴兵し,それを率いて工務店大明神に挑む予定であった.けれども,敵軍はなんと5500万の兵を動員するつもりだという.このままでは敗戦まっしぐらだ.

 

 

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第二次見積もり大戦

ここで負けるわけにはいかない.建築神は怒りのいかづちを大明神に落とし兵力を下げようとした.それでもなお敵軍は4900万人の兵力を誇っていた.

 

講和

これ以上戦いを続けると,お互いに不利益な結果となる.念のため秘密裏に銀行神に連絡を取り,一般には使用が禁止されている増額爆弾の使用を申請しておきながら,表向きにはやむを得ず減額神による調停のお世話になる体裁をとった.減額神を交えた講和交渉を幾度となく繰り返した結果,ひとまず4200万人(租庸調抜き)の動員で済むことになった.

 

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この戦争の代償として,一部の木製サッシが粛清もしくは縮小され,ドミノフローリングやLinea Talaraのキッチンなどの貴重な文化財が失われたのではないかと言われている.