ディテール:ペーパーウッド
滝沢ベニヤの「ペーパーウッド」シリーズを検討した話はここに書いた.今回は実際の様子などを紹介したい.
ペーパーウッドの実際
二階リビング部分
採用箇所
気に入ったからといってあんまり沢山採用しすぎると「ペーパーウッドの家」みたいになってしまうので,そこは慎重に採用箇所を選んだ.
問題点など
木目には程よい荒さがあり,通常のプライウッドよりは少し存在感のある建材といえるかもしれない.問題点があるとすれば,規格だ.最大で1800mmのサイズ展開しかないので,例えば一面の端から端まで机にするとか,壁の全面に本棚を作りつけるなどといった場合に,長さが足りなくなるので継ぎ目ができてしまう.通常のベニヤなどであれば,2400mmとか3000mmなんていう材が手に入るので,継ぎ目が気になる場合はペーパーウッドの採用を諦めたほうがいいかもしれない.
二階ワークスペース部分