けんちくか・この不思議な存在(その二)

前回の内容を踏まえて,さらに考えてみます. 常識という名の思考停止 建築家の石山修武は著書「笑う住宅」にこう書いた. 「あるだけの知恵をふりしぼり,あるだけのつてをたどり,あるだけの体験と情熱を注ぎ込んでやっと出発点に立てるくらいのものなのだ,家作りというのは」 「常識という名の悪夢を振り切り,解体し…